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後世畏るべし
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2019.07.30 Tuesday 06:27
過去にこの「後世畏るべし」というタイトルでブログを書いたことがあります。
先日、福岡にいる息子が帰ってきました。
「ご飯食べたいんだけど・・・」とLINEが来たので、夕方の6時過ぎから天文館
に2人で行きました。
LINEの連絡は、去年の私の誕生日以来、約10か月ぶり。
食事に行くのは・・・おそらく3、4年ぶりかと・・・。
もちろん「ご飯を食べたいから」連絡をしてきたわけではありません。
「私の将来像を聞かせろ」ということです。
何をめざしているのかに共感できないとがんばりようがない、
ということでしょう。
息子が高校3年生で描いた「社長になりたい」という思いは消えていなかった
ようです。
私が、息子が大学に入った10年前、「会社を譲ってもいいんだよ」という話を
したときの息子の言葉をはっきりと覚えています。
「今は何とも言えない。10年後の僕を見て、譲るかどうかを判断してください」
息子がこの言葉を覚えていたかどうかはわかりませんが、卒業から10年後の今、
自分なりの決断をしたようです。
31歳にして、私もびっくりするような給料をもらっています。
やはり、後から生まれた人間は、それだけですばらしい可能性を持っていること
を実感できます。(これを「後世畏るべし」と言います)
私はまもなく会社をやめる(経営から退く)予定なので、それを譲ることは
できません。
息子に譲るものはこれからつくります。
帰りに、私が一番大切にしている「労使見解」を1冊彼に渡しました。
自分なりの「経営理念」「10年ビジョン」「経営方針」「経営計画」を作って
もらうためです。
準備がテキトーな人間を私は信用しません。
きちんと準備してくれるだろうと思います。
さあ、もうひとがんばりしないといけない状態になりました。
体を万全な状態にしてがんばりますよ!
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